インドネシア女性解放運動の先駆者、カルティニの生誕140周年を祝うイベントが4月21日、各地で開催された。
ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は自身の公式インスタグラムにカルティニが教師となり女性らが学んでいるイラストを掲載し「カルティニの遺志を継ごう。家族や国民、民族を発展させ、次世代を進歩させよう」と呼びかけ、反響を呼んだ。
カルティニは、1879年中部ジャワ州ジャバラ地方の上流階級に生まれ、幼少よりオランダ語教育を受けた。封建的慣習に嫌気が差し、結婚後も特に女性の民族的自覚の向上に努めたが25歳の時に産褥熱が原因で他界。
しかし彼女の意志は受け継がれ、1912年にスマランにカルティエ女学校が設立された。毎年4月21日の誕生日を「カルティニの日」として祝賀行事が催されている。
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