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サイバー犯罪容疑で中国・台湾籍の40人を逮捕

中部ジャワ州スマランで4月18日、出入国管理事務所が住宅街で家宅捜索を行い、中国籍28人、台湾籍12人の合わせて40人をオンライン詐欺や恐喝などの容疑で逮捕した。同州警察によると、国際的なサイバー犯罪に関与していた疑いがあるという。
容疑者らは警察関係者や司法関係者と名乗ってスマランから中国や台湾に電話をかけ、電話に出た被害者に、法的事件に巻き込まれているため解決のために送金するよう要求していたという。国際電話にも関わらず、被害者の電話機には国内の電話番号が発信者として表示されるよう偽装も行っていた。
容疑者らは今後、国際刑事警察機構(インターポール)に引き渡される予定。また、スマラン市警察によると、逮捕された台湾籍の12人のうち、11人はインターポールの台湾支局から指名手配されていた。2017年にも5人の中国人が同様の犯罪手口で逮捕されたことがある。