インドネシアの国営石油ガス会社プルタミナはこのほど、台湾の石油元売り最大手、台湾中油(CPC)と西ジャワ州バロンガンでの石油化学製品の生産拠点の建設で連携することで合意した。
新拠点の総工費は80億米ドルに上る見通し。商業生産の開始は2026年になるとみこまれている。
プルタミナは「今回のプロジェクトは、プルタミナの石油化学事業の強化に向けて重要な一歩となる。わが社はこのプロジェクトを活用し、向こう10年でアジア地域における石油化学部門のメジャーなプレイヤーになることを目指す」と強調している。
プルタミナとCPCはこの事業に関し、2018年末から協議を続けてきたという。両社はその後、2019年に事業化調査(FS)を完了させた。