ジャカルタ特別州でインドネシア初の大量高速鉄道MRTを運営するMRTジャカルタ社では、乗車中に新型コロナウィルス(COVID-19)感染症に感染することを防ぐために、乗客に車内で会話をしないよう求めている。
同社は乗客にマスクの着用を求めると共に、直接の会話はもちろんのこと、携帯電話での会話についても控えるよう要請している。
インスタグラムの同社の公式アカウント上では、「皆様ご存知のように、感染者の咳、くしゃみや会話によって発生する飛沫から感染が拡がります。」と感染のメカニズムを紹介している。
政府が新しい日常(ニューノーマル)の概念に基づく感染対策を進める中、運輸省はジャボデタベック交通管理局(BPTJ)と協力して公共交通機関における感染防止対策についての詳しいガイドラインの策定を現在行っている。