東南アジアおよび台湾のユーザーに、オンラインで商品を売買するサービスを提供しているシンガポール発の電子商取引のプラットフォーム「Shopee」でこのほど、インドネシアの1000ルピア硬貨が100億ルピアで販売され、話題となっている。
当該硬貨は表側に「BANK INDONESIA(インドネシア銀行)」の文字やインドネシアの国章「ガルーダ・パンチャシラ」、また裏側には「KELAPA SAWIT(ヤシの木)」の文字や絵、「Rp1000」と描かれた1993年8月発行の硬貨である。
インドネシア銀行によると、同年発行の1000ルピア硬貨のみ回収されておらず、希少価値が高いという。また地元紙による旧紙幣コレクターへの取材によると、ここ数年ではスカルノ初代大統領の旧紙幣もコレクターの間で人気となっているとのこと。