インドネシア政府は今度、オーストラリアと労働者を対象にした人材交流事業を行う見込みだ。
アグス・スパルマント貿易相は「保健医療、通信、運輸、観光などの部門で就労するインドネシア人労働者は、このプログラムに参加する資格がある。
プログラムでは最長半年にわたり、オーストラリアで研修を受けるとともに、就労経験を持つことができる」と説明する。
インドネシア政府は初年度にはインドネシア労働者100人をこのプログラムに参加させたいとする。その後、参加者の数を増やしていき、5年内にこれを500人に増やしたいとする。
この事業は、インドネシアとオーストラリアとの包括的経済連携協定(IA-CEPA)の一環だという。