インドネシア銀行はこのほど、同国の第2四半期(4~6月)の製造業購買担当者景気指数(PMI-BI)は28.55となり、過去最低水準に低迷したと明らかにした。第1四半期(1~3月)の45.64からも大きく低下している。
インドネシア銀行は、「今回の低迷は、新型コロナウイルスの流行拡大に伴い、需要低迷とサプライチェーンの崩壊を受けたものだ」と説明する。
また「PMI-BIは第3四半期(7~9月)に回復基調に入るとみている。ただし第3四半期もやはり低迷した状態だろう」としている。
インドネシアの製造部門は新型コロナウイルスの流行拡大を受け、低迷。とくに繊維や皮革製品といった部門の落ち込みが激しいという。