闘争民主党(PDI-P)の幹部会が、グリンドラ党の党首で国防大臣を務めているプラボウォ・スビアント氏の姪をバンテン州南タンゲラン市の副市長選の候補として推薦することを決めたことが明らかとなった。
推薦されることになったのはラハユ・サラスワティ・ジョジョハディクスモ(通称サラ)氏。サラ氏は2014年から2019年まで国会議員を務めたが再選には至らなかった。国会では社会問題を専門とする部会の委員も務めた。
グリンドラ党のスフミ・ダスコ・アフマッド副党首は、同党もサラ氏もどちらもまだPDI-Pからの正式な連絡を受けていないと話し、同党ではサラ氏を南タンゲラン市の副市長ではなく市長候補として擁立する準備を進めているが、副市長候補として擁立する可能性もあることを示唆している。