国際石油開発帝石株式会社は、子会社インペックスマセラアラフラ海石油株式会社を通じて操業主体(オペレーター)を務めるインドネシアのアラフラ海マセラ鉱区アバディLNGプロジェクトにおいて、インドネシア政府当局と改定開発計画に関する協議を実施してきたが、このほど、政府当局と基本合意書を締結したことを明らかにした。
同プロジェクトは、インドネシアでは同社がオペレーターとして操業する初めての大型LNGプロジェクト。同プロジェクトのLNG生産量は年産950万トン規模を想定し、これは、日本の年間LNG輸入量の1割強に相当するという。
また、アバディガス田は、世界有数の良好なガス田性状および埋蔵量を有するため、効率的な開発と長期に亘る安定的なLNG生産が期待されるとともに、同プロジェクトによりインドネシア、特に発展が求められているインドネシア東部の経済に大きく貢献することが期待される。
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