国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルが拷問の犠牲者を支援する国際デーにあたる6月26日に、5月に発生したジャカルタでの暴動で少なくとも5人が警察機動隊による拷問を受けたとのレポートを公表した。レポートによると、5月23日の午前5時30分頃、タナ・アバンのカンプン・バリの駐車場で少なくとも5人が拷問を受けたという事実を、信頼できる情報提供者への聞き取りと検証により確認したとのこと。アムネスティ・インターナショナル・インドネシア支部のウスマン・ハミド支部長は、「暴動の際に何が起こったのかを人々は知る権利がある。そのためこの事実を公表した。」と述べ、警察が違法な拷問に対する説明責任を果たすことを期待していると述べている。5人のうち1人が機動隊員によって拷問を受けている様子をとらえた動画がネットで拡散しているという。
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