6月24日午前9時53分、インドネシアのスラウェシ島から東に位置するマルク諸島及び南方の島々で構成されるマルク州の南西マルク県を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生した。震源地は南西マルク県サウムラキ村北西沖289キロメートルで、震源の深さは220キロメートル。津波発生の可能性はない。気象気候地球物理庁(BMKG)の発表によると、今回の地震はバンダ海プレートの沈み込みによって発生した可能性が高く、横ずれ断層によって地盤変形が起きたと考えられる。震源に近いサウムラキ村で震度5(メルカリ震度階級による)の揺れが観測された。マルク州では18日にもマグニチュード5.2の地震が発生したばかりで、マルク諸島東側に位置するパプア州では同日にマグニチュード6.5及び5.2の地震が2度発生した。今のところ、この地震による被害は報告されていない。
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