インドネシアの民間銀行最大手バンク・セントラル・アジア(BCA)はこのほど、同行の2020年上半期(1~6月)の純利益が12兆2400億ルピア(約8億4358万米ドル)となり、前年同期から5%のマイナスになったと明らかにした。
新型コロナウイルスの流行拡大とそれに伴う移動制限により融資が低迷した上、不良債権が増えたことが響いたという。
とくに第2四半期(4~6月)の純利益は12兆2400億ルピア(約8億4358万米ドル)で、前年同期から5%のマイナスに落ち込んでいる。
新型コロナウイルスの流行拡大に伴い在宅する人が増えたことで、様々な産業部門の企業が事業で課題を抱えている。このため融資の需要が落ち込んでいる上、借り手が返済に苦慮する事態が生じているという。