インドネシアの旅行サイト、トラベロカはこのほど、新型コロナウイルスが流行する中で事業を進めるため、2億5000万米ドルを調達したと明らかにした。
新型コロナウイルスの流行拡大を受け、観光業界は大きな打撃を受けている。こうした中、トラベロカは従業員を解雇したほか、子会社のAiry Roomsの営業を停止した。
一方、旅行の規制が緩和され始めているため、トラベロカの主要市場の業績は回復基調に入っているという。とりわけベトナムでの事業は新型コロナウイルスの流行以前の状況に戻っている。タイ事業は同ウイルスの流行以前の50%の水準まで業績が回復してきている。同時にインドネシアとマレーシアでの事業に関しても1週間ごとに業績の堅調な回復が見られる状況だ。