インドネシアのコングロマリット(複合企業)アストラ・インターナショナルはこのほど、同社の2020年上半期(1~6月)の売上高が89兆8000億ルピア(約61億9000万米ドル)となり、前年同期から23%のマイナスになったと明らかにした。純利益は前年同期比44%減の5兆5000億ルピアに低迷している。
アストラ・インターナショナルは声明で、「生産活動の停止をはじめ、新型コロナウイルスの感染防止に向けたインドネシアの大半の地域における施策が、われわれの事業に深刻な打撃を与えた」と説明する。
アストラ・グループは傘下に230を超える企業を抱える。メインの事業部門は自動車、金融、アグリビジネス、不動産、インフラ・物流、IT・重機、鉱業、建設・エネルギーとなっている。