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第2四半期の成長率、マイナス5.32%に低迷

インドネシア統計庁(BPS)はこのほど、同国の2020年第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)伸び率が前年同期からマイナス5.32%に低迷したと発表した。1999年第1四半期(1~3月)以来の低水準。インドネシア政府は第2四半期のGDP伸び率はマイナス4.3%になると予測していたが、それよりも後退した形だ。

BPSは「新型コロナウイルスの流行拡大は保健医療と社会的・経済的条件に非常にネガティブな影響を与えた」と指摘する。

とりわけ新型コロナウイルスの感染防止に向けた大規模社会制限(PSBB)により社会的・経済的活動が停滞したことが経済に打撃を与えたという。

2020年はこれまでに、インドネシアで370万人が職を失った。失業者の数は2020年末までに1000万人に達するとみられている。

文章は(c) TheJakartaPostより翻訳