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公立中学校が生徒受入拒否 インドラマユ県

インドネシアでは9年間の義務教育があり、毎年7月に新学年が始業する。しかし西ジャワ州インドラマユ県の公立小学校生徒28人が、進学する予定の中学校から受け入れを拒否されていたことが6月27日明らかとなった。同県教育局教育課程課によると、受け入れを拒否されたのはアラハン地区とローブネル地区の境界地域にあるスカラリ第1公立小学校の6年生全員。同県規定の学区範囲であるアラハン第1中学校が、「遠い」という理由で生徒の受入れを拒否したという。実際の距離としてはローブネル第1中学校が近いが、学区外の新入生の受け入れは出来ないと対抗した。保護者らが「子どもたちがどの中学校へも進学できない」と同局へ抗議を行ったところ、同局は学区外のローブネル第1公立中学校へより設備が整っているとして受入実施を要請。同校の生徒数の定員は超過しているが、話し合いの末、受け入れに合意したという。