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線路のない最先端の電車 バリで運行予定

国営のインドネシア鉄道会社KAI社は11日、バリ島で新路線を建設する予定であることを発表した。

新路線として計画されているのは、ングラ・ライ国際空港と観光地サヌールを結ぶ路線で、選択肢のひとつとしてART(旅客輸送用無レールガイドバスシステム)と呼ばれる線路を必要としない最先端の電車が検討されている。バリ州政府とKAI社は現在、投資家を交えて様々な可能性について協議を行っている。

最先端のART式の電車は、すでに中国で実用化されており、特別な信号を使って一般道を走行する。デザイン性の高さのほか、投資額が比較的安価であることも有力候補となっている要因のひとつである。

インドネシア運輸相のズルフィクリ鉄道局長はこのプロジェクトについて、バリは観光地として大きなポテンシャルを秘めており、周辺地域からのアクセス容易化は重要な課題であるとコメントしている。