北スマトラ州メダン市政府は14日、基本合意文書(MoU)を締結し、屋外でマスクを使用していない住民や同市内で勤務する者に罰金10万ルピアを適用すると明らかにした。
またマスク500万枚を配布し、できるだけ多くの手洗い所を設けるほか、身体的距離を保つよう呼びかけるなど、衛生プロトコルの周知にも力を入れる。自治体の警備隊(Satpol PP)やボランティアの大学生が中心となり、マスク着用を呼び掛ける風紀取り締まりも行うという。
マスク着用の義務化に伴う罰金の適用は、すでに他の地域でも開始されており、感染者数が日々増加するメダン市もこれに続いた。罰金を適用している地域は、ジャカルタ特別州やジョグジャカルタ特別区バントゥル市、バンテン州レバック県などで、適用期間や金額は各地で異なり、罰金は10万ルピアから25万ルピアとなっている。
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