ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は13日、4月に行われた大統領選の結果に不服として憲法裁判所に異議申立をし却下された対抗馬のプラボウォ・スビアント氏(野党グリンドラ党首)とジャカルタ都市高速鉄道(MRT)で面会した。
面会の場に選ばれた場所がユニークであったこともあり、ジョコウィ大統領と一騎打ちの相手との面会は世間の注目を集めた。2人はMRTに乗車した後、スナヤン駅構内で会見を開き、笑顔で握手するシーンもあった。
ジョコウィ大統領が面会の場所をMRTに選んだ理由は、どこでも良かったが、プラボウォ氏が未だMRTに乗車したことがないと知っていたからだと述べ、プラボウォ氏と友人として和解したことを強調した。
また、プラボウォ氏もジョコウィ新政権に対し友好的な姿勢を取っており、連立与党や大臣ポストを要求したのではないかとの憶測が飛び交っている。
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