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ジョコウィ大統領を訪ねて876キロ

南スマトラ州ムシラワスウタラ県ビナカルヤ村出身のマスクフン・アリフ・ヒダヤットさん(48)は7月1日、中央ジャカルタにあるナフダトゥール・ウラマ(NU)の傘下、イスラム青年社会団体アンソル青年団の事務所を目指し、徒歩で出発した。
ヒダヤットさんは子ども4人の父親でNUの会員。17日に無事到着した。再選を果たしたジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領に会うことが目的だった。
昨年の8月に妻に淹れてもらったコーヒーを飲んでいる際に、ジョコウィ大統領とマアルフ・アミン副大統領が大統領選の候補者になることを知り、歩いて会いに行こうと思いついたという。妻や子どもたちに意志を告げ、100万ルピアを借金して出発した。
到着後、ヒダヤットさんは同事務所でマアルフ副大統領に面会し「国家を統一し、民族が分裂しないように願っています」と大統領への伝言を話した。