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大規模停電中に火災が多数発生

ジャワ島西部の広範囲で長時間の大規模停電が続いた4日から5日にかけて、首都ジャカルタでは電力が回復するまでの間に多数の火災が発生した。
ジャカルタ州消防局によると、4日から5日にかけて40件の火災の発生が報告され、そのうち2件では壊滅的被害に見舞われた。
4日午後6時までに15件の火災があり、同時刻から翌日午前6時までに25件の火災が発生した。そのうち16件は電気配線のショートが原因で、11件は電灯の代わりに使用したロウソクによる火災だった。ゴミを燃やしたことによる火災も10件あった。
南ジャカルタで発生したロウソクによる火災では、1人が死亡し、50棟の建物が燃えて90世帯が家を失った。ガソリンが関係する火災も2件発生し、そのうちの1件では瓶詰めのガソリンを販売している商店でロウソクの近くで瓶にガソリンを注いでいる最中に火災が発生し、商店主の妻が死亡している。