イドゥル・アドハ(犠牲祭)の11日、インドネシア各地はお祝いムードに包まれた。イドゥル・アドハとは、メッカ巡礼最終日にあたり、メッカ巡礼に参加できなかったイスラム教徒が、モスクで牛やヤギを解体して分け合う風習で、イスラム教で定められた宗教的な祝日である。
今年、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は、1.4トンと1.3トンの牛2頭、合計で1億7100万ルピア相当をソロ市のモスク2棟へ寄贈したことが分かった。
ジョコウィ大統領から注文を受けた中部ジャワ州ボヨラリ県で養牛業を営むアンディ・サプトロさん(30)は「Whatsappで注文を受けたが、まさか発注者がジョコウィ大統領だとは思わなかった」と驚きを隠せなかった。
ジョコウィ大統領の代理人と、インドネシア・ウラマー評議会(MUI)がアンディさんの養牛場に視察に訪れ、選ばれた牛2頭は犠牲祭の前日の夕方までに各モスクへ配送された。
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