実業家でジャカルタ特別州前副知事のサンディアガ・ウノ氏が、北スマトラ州メダン市の市長選に立候補しているジョコ・ウィドド大統領の娘婿ボビー・アフィフ・ナスティオン氏の選挙対策チームのアドバイザーに加わった。
ウノ氏は闘争民主党(PDI-P)に所属する他の2人のメンバーと共に、ボビー氏の選挙戦略を練ることになる。
PDI-Pメダン支部のハシム支部長は、ウノ氏の参加について、「メダン市にはウノ氏の支持者が非常に多く、ボビー氏の選挙に大きく貢献するだろう。」と語っている。また、大統領選挙でウノ氏がジョコ大統領と戦ったことは特に影響しないとの見方も示している。
一方で、多数のメダン市内のウノ氏の支持者からは、ウノ氏がボビー陣営の支援に回ったことに失望したとの声が出ており、12月9日の選挙ではウノ氏の支持者の多くは現職の市長に投票するのではないかとの見方も出ている。