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スラメット山の噴火活動が活発化 警戒レベル引き上げ

中部ジャワ州の活火山スラメット山(標高3428メートル)の火山活動が最近活発化していることから、火山学と地質防災センター(PVMBG)は9日、噴火警戒レベルを4段階中下から2番目の注意(waspada)に引き上げた。
PVMBGによると、6月1日から8月8日までの間に5万1511回の振動を観測したという。また、火山灰が火口から300メートルの高さにまで噴き上がったこともあるとのこと。これらの観測結果から、マグマが地中にたまっていて、今後、マグマ噴火や水蒸気爆発が発生することが考えられるという。
スラメット山が前回噴火したのは2014年8月で、2015年9月以降は噴火警戒レベルは最低のnormalに引き下げられていた。PVMBGでは登山客らに同センターが公表している情報に注意を払うよう呼び掛けている。