5日に国会本会議で可決した「オムニバス法」の雇用創出法への抗議するデモが、西ジャワ州やバンテン州、東ジャワ州などの各地で行われ、抗議する群衆と治安部隊が衝突する事態が発生した。
東ジャワ州のコフィア・インダル・パワランサ知事は、8日にスラバヤ市で行われた抗議活動に幼い子どもが参加し、また公共施設を大人と一緒に破壊していたという報告を受けて、苦言を呈した。
「雇用創出法を理解していない小さなこどもが、ただデモに参加し、公共施設を破壊する事態に胸が痛む。熱意を伝えることが目的であれば、無秩序な行動をとってならず、ましてや子どもを巻き込んではならない」と述べた。
スラバヤ市で行われた抗議活動において500人以上が逮捕されたが、警察によるとそのほとんどが労働者ではなかったという。