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5月22日暴動の容疑者の裁判が始まる

ジャカルタ特別州で5月22日に発生した暴動に関与した疑いのある172人の容疑者らに対する裁判が、中央ジャカルタ地方裁判所で開始されている。21日から23日にかけて、容疑者らの大半が石、爆竹、火炎瓶などで警備員らを襲った疑いがある。
警官らが暴行を行っている様子を収めた動画をインターネットに投稿し、これが拡散したことで有名になったアンドリ・ビビルも裁判を受ける容疑者の中に含まれている。警察は、アンドリを含む容疑者らが、選挙監視委員会(Bawaslu)の本部付近で抗議を行っている人々に投石用の石を配った疑いがあると主張している。
23日には大勢の容疑者らが逮捕されたが、この際に警官が武器を持たず丸腰の容疑者らを警棒でたたきつける様子が動画に収められており、警察が過剰な暴力を振るったのではないかとも指摘されている。
今回の暴動では少なくとも8人が死亡し、約700人が負傷した。