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学生デモで警察官が焼死 チアンジュール

8月15日に西ジャワ州チアンジュール県で発生した大学生によるデモで、燃やされたタイヤの鎮火にあたっていた警察官4人がデモ参加者にガソリンのような液体をかけられ、生きたまま焼かれる悲劇に見舞われ、26日に4人のうち1人が入院先の病院で死亡した。
亡くなったのはイプダ・エルウィン・ユダ氏で、献身的に職務に専念する国家警察の職員だった。チアンジュールで国家警察によるユダ氏の追悼式が行われ、西ジャワ州警察署長官が同署を代表して深い哀悼の意を表した。
警察は加害者とみられる5人の大学生を容疑者として認定しており、今後、刑事責任を追及する。容疑者らはプルタライト(ガソリン)を購入する資金を合同で出し、デモでタイヤを燃やすためにユダ氏の付近に投げたとみられる。容疑者らはイニシャルのみ公開されているが、うち1人の両親が住む家では、何者かに投石され窓ガラスが割られるという事件も発生している。