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20年の成長率目標は5.3%、議会が承認

インドネシア議会はこのほど、2020年予算案に、同年の国内総生産(GDP)伸び率を前年から5.3%伸ばす目標を盛り込むことで合意した。
予算案には2020年の消費者物価指数(CPI)伸び率を前年比3.1%にすることや、通貨ルピアの対米ドル相場については1米ドル1万3900~1万4400ルピアにすることなどが盛り込まれた。
スリ・ムルヤニ財務相は「米中の貿易紛争をはじめとして世界経済の不確実性が高まる中、貿易の低迷がインドネシアの成長の阻害要因になる可能性がある」と指摘する。
こうした中、インドネシアにとっての重要輸出先である中国と米国への依存度を下げるため、新たな輸出先の開拓を政府が促すという。ほかに輸出全体の支援を行う。