2日午後1時頃、西ジャワ州プルワカルタ県に位置するチプララン高速道路ジャカルタ方面91キロ地点で、20台の車が絡む多重事故が発生した。
調べによると、事故に巻き込まれた車両は大型トラック、自家用車、バスなどで、10台近くが大破し、6台が炎上した。この事故によってこれまでに9人の死亡が確認され、22人が重軽傷を負い病院に搬送された。事故が発生したジャカルタ方面の高速道路は、事故車両の撤去や消火のため一時通行止めとなった。
チプララン高速道路は、3つの高速道路(チカンペック~プルワカルタ~パダララン)の総称で、バンドン県とプラワカルタ県をつなぐ主要道路。原形をとどめないほどに大破、炎上した車両の映像がテレビやインターネットで広く報道された。
死傷者の救出にあたった現地警察によると、事故現場となった高速道路ではこれまでにも、運転者のスピード違反や無謀な運転による事故が多く発生していた。
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