世界経済フォーラム(WEF)が毎年発表している「国際競争力レポート」で、インドネシアは総合順位を前年から2つ上げ、45位になった。
10月17日に発表された最新のレポートでは、調査対象140カ国のうち、米国がトップに。2位にシンガポール、3位以下はドイツ、スイス、前年から3位順位を上げた日本と続いた。
インドネシアは巨大な市場と活気に満ちた起業家文化などを評価されランクを上げているが、イノベーション能力、とりわけ研究開発活動の弱さなどが指摘された。インドネシアのGDPに占める研究開発費は0.1%未満で、調査対象140カ国中112位。またインフラ整備に至ってはG20諸国中最下位で、総合順位も近隣のマレーシア25位、タイ38位などには、まだ遠く及ばない現状も浮き彫りとなった。
同調査では、ミクロ・マクロ経済学の観点から98の指標を設定し国際競争力を評価している。
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