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幼児教育施設を解体 子供たちの目の前で

西ジャカルタ・タマンサリにある早期幼児教育施設Tunas Binaの建物が10月17日、子供たちが休憩している間に行政警察隊(Satpol PP)と州政府職員によりショベルカーで解体されるという珍事があった。子供たちと保育士らは公共施設に移ってその日の残りのレッスンを続けた。
建物の解体はコタ地区の再開発事業の一環として以前から予定されていたとのことで、幼児の親たちからは自治体に対して解体を今年度末まで延期するよう要請が出ていたという。新しい建物が別の場所にできる予定だが、完成するまでは公共施設での間借りが続くとのこと。
この解体の直後に、アニス・バスウェダン州知事がタマンサリ地区自治体の長であったフィルマン・イブラヒム氏を更迭し、この教育施設の解体との関連が指摘されているものの、イブラヒム氏本人はこれを否定しているとのこと。