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リッポー子会社4社、汚職報道で株価大幅下落

コングロマリット(複合企業)リッポー・グループ傘下企業の株価が10月16日、下落した。グループが西ジャワ州ブカシ県で進める都市開発プロジェクト「メイカルタ」事業で汚職があったとされたことが株価に響いた格好だ。
下落したのはリッポー・チカラン(LPCK)、リッポー・カラワチ(LPKR)、マタハリ・プトラ・リッポー(MPPA)の株価。16日午前11時23分にLPCK株は前営業日比10.83%安の1株当たり1245ルピアに、LPKR株は同6.9%安の同270ルピアに、MPPA株は同3.55%安の同163ルピアにそれぞれ下落した。またマタハリ・デパートメント・ストア(LPPF)の株価も1株当たり6000ルピアにとどまった。
インドネシア汚職撲滅委員会(KPK)は先に同事業での汚職に関与したとし、リッポー・グループの幹部ら計9人の名前を挙げた。ブカシ政府の多数の職員も汚職に関与したとみられる。