政府はロブスターの幼生の輸出について、汚職撲滅委員会(KPK)がエディ・プラボウォ海洋水産相を収賄の疑いで逮捕したことを受けて、当面の間禁止することを決めた。
プラボウォ氏は輸出許可の便宜を図ることで業者から多額の金銭を受領した疑いで他の6人と共に逮捕されている。一方で、臨時の海洋水産相に就任したルフット・パンジャイタン海洋担当調整大臣は、ロブスターの幼生輸出に関する政策の見直しを始めたことを明らかにし、政策自体に欠陥が無いのであれば輸出を今後再開すべきだとの見方を示している。
ロブスターの幼生の輸出はプラボウォ氏が今年5月に規制を大幅に緩和して以来急激に収益が向上し、中央統計局(BPS)によると9月は8月の2倍の収益となっている。ベトナムへの輸出が大半で、その他に台湾、香港にも輸出している。