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バリで観光産業が上向きに

新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、観光地バリ島では観光産業が持ち直しの兆しを見せている。

ジャカルタ、スラバヤなどの国内からの観光客が増加の傾向を見せており、11月にはバリ島への飛行機の便数は前月から27.5%増の3898便、乗客数は前月比51.8%増の35万1585人に増加している。6月から11月までの6カ月間においても、飛行機の便数は56.1%増、乗客数は101.4%増となっている。

バリ島の経済は観光産業からの収入が80%を占めており、今年第2四半期にはバリ島の経済は10.98%にまで縮小し、少なくとも観光産業に関わる2667人が仕事を失い、7万3631人が無給での自宅待機を余儀なくされている。

インドネシア観光産業協会(GIPI)によると、バリ島への海外からの観光客数は4月は93.24%減であった。