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逃亡中のバリ島爆弾テロの容疑者を逮捕

国家警察の対テロ特殊部隊デンスス88は12月10日、2002年のバリ爆弾テロ事件に関与した疑いのあるズルカルナエン容疑者(57)を逮捕した。事件発生から18年間逃亡していた。

ズルカルナエン容疑者は東南アジアのテロ組織「ジュマ・イスラミア」の幹部で、ジュマ・イスラミアは国際テロ組織アルカイダともつながりがある。

バリ爆弾テロ事件では、2002年10月12日、バリ島クタ地区の繁華街のディスコ等で計3個の爆弾が爆発し、202人が死亡し209人以上が負傷した。24カ国から訪れていた164人の外国人が犠牲となり、日本人も2人亡くなった。

ズルカルナエン容疑者は2003年のマリオットホテルの爆弾テロ、2004年のオーストラリア大使館爆弾テロ、さらに、2005年のバリ爆弾テロ事件にも関与した疑いがある。