医薬・食品監督庁(BPOM)は、中国科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発を行っている新型コロナウイルスワクチンについて、安全性と副作用についてさらに調べるため、現在行っているフェーズ3の治験を3カ月間延長すると発表した。
自ら治験に参加している西ジャワ州知事のリドワン・カミル氏によると、1620人のボランティアの治験参加者は12月に最終の血液検査を行う予定だったが、3月にもう一度検査を行うことになったという。長期的に抗体が血液中に残存しているかどうかを確認するために、最初にワクチンを接種してから6カ月後の血液検査を行うという。
リドワン知事は、同氏を含む西ジャワ州政府関係者で治験に参加している人は皆健康で、健康上の問題は起こっていないと語っている。
シノバックのワクチン試験は国営製薬ビオ・ファルマとパジャジャラン大学(Unpad)の協力のもと8月から行われている。
新型コロナの影響によるインドネシアへの最新入国事情はコチラもご確認下さい。
※WEB Lifenesiaへ