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住友林業、カリマンタン島で植林事業を拡充 | 住友林業

住友林業株式会社は12月8日、PT. Bina Silva Nusa(BSN社)が所有する西カリマンタン州の産業植林資産と事業権を取得し、大規模産業植林事業を拡大すると明らかにした。

乾季でも地下水位を安定的に管理する世界的にも類を見ない管理モデルを確立し、木材生産と環境保全の両立を目指すという。

同社グループの西カリマンタン州での管理面積は約15万5000ヘクタールに拡大され、山手線内側の約25倍相当の面積となる。また同国で植林事業を営む現地企業2社を連結子会社化し、持続可能な森林経営体制を強化する。

同事業の植林地は1960年代から1990年代前半まで商業伐採される一方、違法な森林伐採や焼き畑が繰り返されたため森林の荒廃化が進んでしまった土地で泥炭地を含む。泥炭地は貴重な生態系を有し、地球規模の炭素蓄積、水循環に大きな役割を果たしていると考えられている。