リアウ州メランティ諸島で10月31日、2日前から行方不明だった男性が川辺で死体となって発見された。亡くなったのはサゴヤシ農園で働くザイニさん(35)。
調べによると、ザイニさんは28日、同僚と共にサゴヤシ農園で働いており、サゴの茎をイカダに乗せ工場に運ぶ途中、突然イカダの上から姿を消したという。近隣住民は当初、ザイニさんの身に何が起こったか理解に苦しんだが、翌日人間の足をくわえたワニを発見し襲撃を確信。河口付近を捜索したところ川辺でザイニさんの遺体を発見した。
同地域では今年に入りワニによる被害が続いており、4月には同じくサゴヤシ農園で働く18歳の少年がワニに襲われ死亡。5月には同日に違う場所で39歳と41歳の男性が襲われる事件が発生しているが、重傷を負ったものの命は助かった。近隣住民のほとんどがサゴヤシ農園で働いており、川辺での作業が不可避であることから大きな不安を抱えている。
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