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ウィラント調整相の事件で軍人3人を解雇 妻らが誹謗中傷を投稿

インドネシア国軍は14日、国軍兵士の妻らがウィラント政治・法務・治安担当調整相が暴漢に襲われた事件に関してSNSで同相に対する誹謗中傷をしたとして、空軍憲兵1人と、軍管区司令官2人の当該国軍兵士3人を解雇した。
リャミザルド・リャクドゥ防衛相は「この行為は不適切で、軍の規律に違反する。妻や子どもを管理することも軍人の義務である」と述べた。なお、SNSにコメントを投稿した妻らも、情報と電子取引(ITE)法に違反するとして、警察に通報されている。
パジャジャラン大学政治防衛研究センターのムラディ教授は「今後同じような事件が発生した場合、軍の指導に関する基準となり、他の国軍兵士への見せしめともなる」との見解を示している。