インドネシア事業に関する無料相談はこちらから

パプアの学生2600人が帰省 中央政府が動向を注視

パプア州外の大学に通う大学生や高校生ら約2600人が10月中旬に、パプア州に帰省する動きがあったことから、政府は動向を注視している。パプア州のルカス・エネムベ知事が招集したとみられているが、目的は明らかにされていない。
パプア警察が大学生らに対し、各自の学舎がある街へ戻るよう命令するも大学生らは応じる気配がないため、パプア州警察はすべての地域に数百人から成る警察機動部隊を配置し、状況の変化により警戒を強めるなど、動向を注視している。
また管区警察は、紛争やテロを起こし続けている武装分離派犯罪集団(KKSB)の動きに注意し、暴動が起きそうな地域のパトロールの強化、不審者の取り締まりを行うなど緊迫した状況が続いている。