10月20日午後、国会議事堂にて正副大統領の就任式が執り行われた。最大規模の厳重な警備のもと、国会周辺では交通規制が行われた。就任式ではジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領とマアルフ・アミン副大統領が宣誓し、2024年までの5年間の任期がスタートした。
ジョコウィ大統領は就任演説で5つの課題について言及し、特にインドネシアの人材開発に力を入れたいと最初に強調した。次に1期目から取り組んできたインフラ整備、規制の簡略化、官僚制の簡略化、そして最後に経済変革を挙げた。「2045年までに世界第5位以内の経済大国を目指す」と述べ、製造およびサービス業に注力し天然資源への依存から脱却するべきとの見解を示した。
現在インドネシアでは汚職撲滅委員会の弱体化を認める改正法の成立によって大規模な学生デモが発生しているが、ジョコウィ大統領が演説の中で汚職撲滅について言及することはなかった。
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