東芝エネルギーシステムズ株式会社は、インドネシアの国営電力会社(PLN)と自立型水素エネルギー供給システム「H2One™」の普及に向けた協業に合意し、10月10日、調印式を実施した。両社は今後、「H2One™」の普及にむけた具体的な技術・制度を検討し、2023年までにインドネシアの島々へ商用機の導入を目指す。
「H2One™」は、再生可能エネルギーと水素を活用して電力を安定的に供給できるCO2フリーの自立型水素エネルギー供給システム。天候に左右されずに安定的に電力を供給することができるため、分散型電源として離島などで地産地消のエネルギー供給を実現させることができるという。
インドネシアの電力供給事業計画(RUPTL)では、今後再生可能エネルギーの設備容量の比率を2017年時点の12.52%から2025年に23%まで増加させることを定めている。
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