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トランスジャカルタバス 今後10年で電気バス1万台を導入へ

首都ジャカルタは世界中で最も大気汚染が深刻な都市の一つであるが、公共バスを運営する州営トランスジャカルタ(TJ)社は大気汚染の改善を目的として、今後10年間で電気バス1万台を導入することを計画している。

今年中にまず100台を導入し、全体の3%を電気バスとする。州政府は2025年までに少なくとも半数のバスを電気バスにし、2030年までには全車両を電気バスにすることを計画している。一方で、TJ社がセミナーで示した資料によると、同社は2030年に83%にあたる約1万台を電気バスとし、残りは現在使用しているオレンジ色のディーゼルバスと青色の圧縮天然ガスバスを使い続ける予定。ジャカルタでは大気汚染により毎年550万件の健康被害が報告され、それによる医療関連の支出が6.8兆ルピアに上っている。