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国産の新型コロナウイルス検出器が完成

ガジャマダ大学が新型コロナウイルス検出器を開発し、昨年12月24日に保健省が認可したことが明らかになった。検出器の名称は「GeNose」で、国家情報局(BIN)と研究技術省が資金援助を行っている。

人間の呼気を人工知能により解析し、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを2、3分で判別できるという。

保健省による認可を受けて、これまでに製造した100台を病院、空港、駅などに設置することを計画しているという。開発チームのリーダーであるトリヤント氏は、1時間あたり20人の検査が可能であり、100台の合計で1日あたり1万2000人の検査ができると語る。

保健省からの認可を得る前に病院で行った性能試験では、検出器の検査結果には97%の正確性があった。装置の価格は4000万ルピアで、1回の検査にかかる費用は2万5000ルピアになる予定。