中国の製薬会社シノバック・バイオテックが開発したワクチン300万本がインドネシアに到着し、1月4日からインドンネシア全土への供給に向けた輸送が開始した。
同ワクチンはインドネシア国営製薬会社ビオファルマが手配した専用トラックで各地に輸送され、輸送および搬入には武装した警察機動隊が厳戒態勢で立ち合った。
南スマトラ州、ランプン州、中部ジャワ州などに運ばれたワクチンは現地の保健局などが保有するコールドルームまたは専用の施設に搬入され、温度、湿度など一定の条件下で保管される。
300万本のうち6万2560本が輸送された中部ジャワ州のガンジャル・プラノモ知事は、1月14日から医療従事者への接種を開始すると発表した。