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文字が読めない女性 隣人に騙され土地を売却

西ジャワ州デポックに住むアルパーさん(69)が10月17日、隣人に騙され自分名義の土地を売却させられたと警察へ通報した。アルパーさんによると、所有する土地103平方メートルの権利書の名義人が隣人に書き換えられ、30万ルピアと破格の値段で売却させられたという。
事の発端は、隣人からボゴールへ一緒に出掛けようと誘われたことだった。隣人についていくとそこはボゴールにある公証役場で、隣人から書類に署名するよう求められ、文字が読み書きできないアルパーさんは、その内容は良く分からないが隣人を疑うことなく署名した。その後、隣人から散歩用に使えば良いと30万ルピアを渡されていた。その後、自宅を訪問した銀行員から、アルパーさんの土地が隣人の担保になっていることで、土地所有権の名義を変更させられたことに気付いたという。
警察は詐欺事件として捜査し、隣人を含む7人から事情聴取を行っている。