インドネシア銀行(BI)はこのほど、QRコードを使った電子決済システムのインドネシア国内統一規格「QRIS(QRコード・インドネシア・スタンダード)」を利用する国内中小企業の数を倍増させる計画だと明らかにした。これによりキャッシュレス決済を拡大するとともに、インドネシア経済の回復を促したいとしている。
QRISを利用する中小企業の数は2020年時点で、580万社だった。インドネシア銀行はこの数を2021年中に、約1200万社に増やしたい考えだ。
インドネシア銀行は「中小企業のデジタル化はインドネシア経済を大きく下支えするだろう」と強調する。