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公園の遊具に高濃度の鉛 専門家が警鐘

ジャカルタ特別州内の公園でよく見られる赤、黄、緑などのカラフルな色が塗られた遊具に使用されている塗料に、人体内に蓄積すると健康を害する恐れがある濃度の鉛が含まれていると、専門家が警鐘を鳴らしている。
環境と健康に関するNGO団体が行った調査結果によると、州内の32の公園にある遊具の少なくとも69%で、鉛の含有量が子供にとって安全とされる国が定めたレベルの90ppmを越えているという。
ポータブル方式の蛍光X線分析計で今年9月から10月にかけて測定を行った。黄色の塗料の場合、鉛の濃度が4170ppmに達するものもあったという。これらの塗料がはがれて吸い込まれるなどして人体に取り込まれると、神経系や血液、血管、消化器系、泌尿器系など、広範囲において影響が現れる恐れがある。
NGO団体は州政府に結果を説明し、アニス・バスウェダン知事が詳しい調査を開始するよう指示を出している。

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