首都ジャカルタから多くの行楽客が訪れる首都圏の避暑地プンチャックで、悪名高き渋滞を緩和するために導入が試みられている渋滞緩和策が期待通りの成果を挙げていないことが明らかとなった。
週末に現在行われている試行では、主要道路のラヤ・プンチャック通りで1車線ずつの対面通行となっているガドック交差点からタマンサファリ前までの22キロメートルの区間を1000個ほどのロードコーンで3分割し、午前3時から午後1時まではジャカルタからプンチャック方面を2車線、反対方向を1車線とし、午後2時から午後10時まではその逆とすることで、車両の通行量を制御しようと試みている。
試行の結果、午前中にジャカルタからプンチャックに向かう場合の所要時間は大きく短縮されたものの、日曜日の朝にジャカルタに戻ろうとする車で反対方向の交通渋滞が非常に激しいものとなった。今後運用方法を再検討するとのこと。
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