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パプアの教師がSNSで教育相へ直訴 僻地の現状を訴え話題に

パプア州マッピ県の教師ディアナさんが、SNSでナディム・マカリム教育・文化相に当てた公開状が話題となっている。
ディアナさんは、昨年10月にクリトシムス同県知事が行った「教師僻地派遣プログラム」に参加し、その翌月からマッピ県奥地のカイブセネ郡に赴任した。移動には小舟で9時間、その後沼地のサトウキビをかき分けて進み、ようやく村に到着した。過酷な移動であったが、海面に現れる魚や新鮮な空気に体の疲れは癒されたという。
しかし、学校では子ども50人以上に対し、教師は2人。机は傾き椅子は座ると割れるため、生徒たちは床に座って勉強している。識字率は低く、アルファベットを覚えることが勉強の主となっている。
ディアナさんは、一般人である自分がナディム教育相に直訴することを詫びたうえで、国レベルでの教育改善を訴え、僻地に住む子どもたちにより良い教育の場を与えてほしいと望みを託した。